雑多なブログ

印字装置付きベルトシーラーに於ける「印字なし対策」早流しの巻!

印字プリンター付きのベルトシーラーは万能でとても優れているマシーンです。だからこそできるだけ早くシール包装すべきだと考えます。ですが、それに伴い「印字なし」を発生させてしまうリスクが潜んでいるのです。

ベルトシーラーの印字機と印字なし対策ユニット

「印字なし」が発生してしまう要因の一つとしてよく耳にするのは、「製品の早流し」です。ヒートシールされながらコンベアー上を流れる製品のスピードに対して印字プリンターの動作(打刻)が追いつかないことが原因で発生してしまいます。

印字用光電センサー(ノーマル仕様)

もちろん製品を早く流さないように気をつけることと、印字検査を目視でしっかり行うことで予防することは出来るのですが、万が一のことを思うと大変気がかりなものです。

印字用レーザーセンサー(改造仕様)

そのような「もしもの早流しをしてしまった場合の良策」としてパトライトブザーなどを取り付けて、包装作業されている方に音と色とでわかるように注意喚起をすることが重要だと思っております。

印字なし対策を組み込んだプリンターユニット

1枚目の製品が印字されない(印字機が動作しない)まま、2枚目の製品が印字センサー上を通過した場合はパトライトブザーにて警報を発することで、お客様の方で即座に気がつくことが出来ます。

「印字なしを出さないため」 には欠かかすことの出来ない「必須アイテム」なのです。

再び戻ってきて下さいました!!

思い返してみますと90年代。。。。。時代の流れの中で食品包装シーラーはコンベアーによる横流れ方式(一般的な呼称:ベルトシーラー・バンドシーラー・エンドレスシーラー)が主流となりました。

当社シール機を長年ご使用下さっていたお客様から「横流れ方式のシール機はありませんか」とお話を頂いた当初はとても複雑な気持ちでした。

なぜなら当社のシーラーは、横流し方式(ベルトコンベアと同調しながら連続してヒートシールをする)とは異なり、筐体に組み込まれたマグネットの力を利用した、上下熱板「歯噛み合わせシール」の間欠式だからです。

お客様のご好意でお声を掛けて頂くことだけでも大変有難いことでした。

しかし、当社のシール機「バッグシーラー」を更新シール機として選んで頂けない。。。そんな寂しい思いも味った次第です。( ´∀` )

そして、20数年の年月を経て「横流れ方式のシール機」を取り入れたお客様から、再び当社のシール機「バッグシーラー」をご購入して頂く運びとなりました!

「どうも有難うございます!!!」

おかげさまで今現在、私は自社シール機の他、得意な「ジャンル」を増やすことが出来ました!!

「自社シール機」&「他社横流れ方式のシール機」のことならなんでもお任せ下さい!お客様の信頼にお応え出来る様に努力していきたいと思います。

今後ともどうぞ宜しくお願い致します!

1995年モデル日付入り脱気・ガス充填シーラーの修理

お客様から「フレッシュパックバッグシーラー」の点検・修理のご依頼を頂戴しました。長年ご使用頂いております「95年モデル」のガス置換シール機です。「95年モデルフレッシュパックバッグシーラー」から新機能として脱気と窒素ガス充填を同時のタイミングで行える「循環スイッチ」を追加しましたことを思い出しました。このように修理の作業中には製作した当時のことを振り返ることが出来る大変有難い時間でもあるのです!

早速シーラーを開けてみると製造から年数も経過していることもありいくつかの不具合箇所を確認しすることが出来ました。お客様にその旨をご説明させて頂いたうえで、早速エアーアクチュエーター・タイマーの電機部品また機械部品の不具合箇所の部品交換、修理調整を開始させて頂きました。

お客様には安心してご使用頂けるように抜かりなく部品交換修理調整をさせて頂きました。具合よくご使用頂ければ幸いです!

数あるシール機メーカーの中から当社をお選びいただきお客様には本当に感謝です!今後ともどうぞ宜しくお願い致します!