真空脱気・ガス充填シーラーの修理 オーバーホール 4日目 

今日は夏の連休最終日。皆様は如何お過ごしでしょうか?

そして明日はもう8月19日。もう今月も後半戦。ということで、今日も真空ガス充填シーラー「フレッシュパックバッグシーラー」の修理をしました。

前回の作業で、組み立て調整は完了していますので、今日はカバー、パネルなどを取り付けて、時間をかけて動作の確認作業です。

20年以上良いお取引をさせていただいているとても大切なお客様のシール機です。

オーバーホール修理に問題がないことが確認出来るまで、下記①~⑧の作業パターンを繰り返しテスト運転を行います。

①シールのみ ②真空→シール ➂真空→ガス充填→シール ④(真空→ガス充填)×2回繰り返し→シール ➄(真空→ガス充填)×3回繰り返し→シール ⑥真空→ガス充填→真空シール ➆(真空→ガス充填)×2回繰り返し→真空→シール ⑧(真空→ガス充填)×3回繰り返し→真空→シール

「作業パターン」は1990年当時も今も基本は一緒です!!

 

<本機> 「今回のオーバーホール完了シーラーの操作パネル」

アナログタイマーで構成されています。

<現行モデル> 「卓上型 真空・ガス充填シーラー」

操作パネルはタッチパネル式となっております(ご参考まで)

 

<特注仕様> 「据え置き型 真空・ガス充填シーラー」

こちらも操作パネルはタッチパネル式となっております。(ご参考まで)

 

 

本機を修理調整していると先代のアイディアが凝縮されたとても優れたシーラーマシーンだと改めて思いました。

1990年にこのようなノズル式の真空ガス充填シーラーを考えた先代に改めて敬意の念を持つと同時に、その時代の苦労が今の自分には良くわかるのです。

ただ残念なことは90年代当時の私自身、そのことに気付くことが出来きない若造だったのですが・・・・・

 

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