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サーマルインクジェットプリンターを真空脱気ガス充填シール機に搭載 

ユニオンケミカー社のサーマルインクジェット方式「WOCCS TIJプリンター WS1」をユニバックシールの真空脱気ガス充填シール機「FGシーラー」に搭載

今回のブログでは、今月取り付けさせて頂いたユニオンケミカー社のサーマルインクジェット方式「WOCCS TIJプリンター WS1」について投稿させて頂きます。

前回のブログでもご案内させて頂いた通り、当社では専門性の高いオプションやカスタマイズにも柔軟に対応させて頂いております。

まさに今月、その一例となるご要望がお客様よりございましたので作業をさせて頂きました。

 

真空脱気ガス充填シーラーとしての性能においてはユニバックシール社の「FGシーラー」をセレクトしたい。

だが、、、

印字はインクジェットプリンターでしたい、、、

しかし、「FGシーラー」に搭載されている印字機能は活字を使用し打刻するタイプですので、印字機能を載せ替えたお客様の求めるオンリーワンのシーラーマシーンを生み出すお手伝いをさせて頂いたわけです。

 

 

 

 

具体的には、既存の「FGシーラー」にサーマルインクジェットプリンター「WOCCS TIJプリンター」を搭載するための改造をさせて頂きました。私自身、この組み合わせでのオプション改造は初めての経験になります。ですが、スムーズに「WOCCS TIJプリンター」を搭載することが出来ました。印字テストにおいても問題なく、お客様のご要望に応えることができたのかなと思っております。

 

そしてまた、今回の経験を頂いたことで今後このような組み合わせでの改造も他のお客様方にご提案出来る一つの選択肢になったかと思います。

シール機に搭載されている印字機の主流は、活字を使用する打刻式になります。その他、インクジェット・サーマルプリンターと3通りの中からお客様がチョイスされてきたのですが、今回「TIJプリンター」を搭載させて頂いたことで当社におけるお客様のプリンター選択肢は4通りになったわけです。

これは当社にとってもお客様に大変良いことだと思います。

「このシーラーにこの印字が出来たらな。。。」

そんなお悩みがあれば是非、当社にご相談頂き「お客様特別仕様」のシーラー機製作のお手伝いをさせて頂ければ幸いです。

ご興味のあるお客様はお気軽に当社までお問い合わせください。

どうぞよろしくお願い致します。

二十年選手の「真空脱気・ガス充填シーラー」もまだまだ現役続行します!

毎日うだるような暑さ(熱さ?!)が続き、気づけば来週はお盆を迎えようとしています。今年はコロナ以来、全国各地で花火大会・盆踊り・海水浴が行われ、ようやく「日本の夏」を取り戻したわけですが、この暑さでそれらを楽しむにはあまりにも過酷過ぎます、、、(汗)

さて、今回のブログでは当社のノズル式真空・ガス充填シーラー「フレッシュパックバッグシーラー」についてご紹介させて頂きます。

先週「フレッシュパックバッグシーラー」を二十数年ご使用頂いているお客様より、電源は入るものの作動しなくなったとのSOS連絡が入りすぐさまお客様のもとへお伺いさせて頂きました。

早速現場でマシーンの現状を確認したところ、シーラーの動作を司るシーケンサという部品が経年劣化により限界を迎えたため起こった故障という事がわかりました。

ここで新台買い替えなのか?

それなりのメンテナンスを施して、現役続行か?

お客様に選択して頂いた結果、今回はメンテナンスするという結論に至りましたのでお客様の要望により「現役続行」すべく修理させて頂きました。

 

「フレッシュパックバッグシーラー」が1990年に1号機が誕生して33年目を迎えます。その33年の間に当社ではいくつかの改良した点はあるものの、原形は当時のままであることを鑑みるとこのマシーンも良いシーラーであるのかな、、、と手前味噌ながら思っております。(笑)

【 フレッシュパックバッグシーラーの製品特長 】 

  1. ①真空脱気⇒②不活性ガス充填⇒③ヒートシールが出来る卓上タイプの真空脱気・ガス充填機能を搭載したヒートシール機です。
  2. ノズルで袋内の空気だけを抜きますのでバッチ式ガス包装機より作業効率がアップします。
  3. 窒素ガス(食品の酸化防止)、炭酸ガス(細菌の繁殖を抑える静菌作用)を包装内の空気と入れ替えることで、食品の品質劣化を遅らせることが出来きす。

お客様もご存じの通り真空脱気ガス充填までできるシーラーは数多く存在するわけで、その製品によって価格・能力・仕様・得意不得意・etcはその製品によってそれぞれです。そしてそれらの中からどの製品をチョイスするのか、それもお客様によってそれぞれである訳です。

当社では長い取り扱い経験に基づいて、お客様の現場にあったシーラーマシーンをご紹介させて頂いております。

当社の製品が不向きであると判断した時には残念ではありますが、そちらについてもきちんとお話をさせて頂いております。

ただ当社では代理店をさせて頂いております(株)ユニバックの真空脱気・ガス充填自動シール機「FGシリーズ」も取り扱っており、またそれぞれのシーラーが持つ仕様を含めると、かなりのバリエーションをもってお客様にご提案出来ると自負しております。

お客様もご存じの通り、真空脱気・ガス充填の機能を持ったシーラーは高額な投資になりますので、是非良いシーラー選びが出来るようお手伝いさせて頂ければ幸いに存じます。

下記に「フレッシュパックバッグシーラー」と「FGシーラー」の動画リンクを貼り付けておきますので、ご興味のあるお客様は是非ご覧頂ければと思います。どうぞ宜しくお願い致します。

【 フレッシュパックバッグシーラー 】

【 FGシーラー 】

ご興味のあるお客様はお問合せの上サンプルを当社までお送り頂ければ、実際に包装シールしたサンプルと動画を返送することが可能ですので、お気軽にご連絡ください。

「 シンプル イズ ベスト 」ユニバックの真空脱気FGシーラーの魅力!

(株)ユニバックの真空脱気シール機「FGシリーズ」の定期点検のご依頼を承り神奈川県箱根町のお客様へ行って参りました。

当社が代理店契約をさせて頂く大きな理由として「FGシリーズ」の素晴らしい設計構造から生まれるメンテナンスの少なさがありましたが、今回も13年ご使用の実際の定期点検でそのことが証明された次第です。

と言うのも、普通13年もご使用いただいた真空シーラーであればいくつかの不具合があるものです。ですが、この「FGシリーズ」に於いては「すこぶる良好!」と申し上げるほかない状態を保っておりました。ですので、そろそろ交換が必要になりそうな部品を見極め、前もってお客様にお伝えし、ユニバックに申し送り事項として報告をさせて頂きました。

ベルトシーラーを購入するお客様にはなかなか知ることのできない奥の奥、実はその部分がとっても重要になってくるのですが、たくさんの新しい機能を1台の製品に持たせ、一見すると最新で優れたマシーンに映るものの中には、複雑な設計構造、プログラミングにより実際に不具合を起こすと、そう簡単に修理出来ない扱いにくいものであることは少なくありません。

そのマシーンの本当の良さは長く使っていく中でジワジワと滲み出てくるものなのかも知れません。そんな部分を当社としてはお客様に知って頂き、長くそして快適にご使用頂けるお手伝いをさせて頂きたいと思っております。

今回も改めてこの昭和生まれMADE IN JAPANのマシーンの素晴らしさを感じたわけです。

<FGシリーズ前期型のメンテナンス>

「FGシリーズ」の動画を是非ご覧くださいませ!