Archives for 熱板シーラー

バッグシーラーシリーズも時には変化球をなげることもあります「変化球2」

今回は前回に引き続き、数あるバッグシーラーシリーズの製品アレンジの中から「変化球2」として皆様の身近なある現場についてご紹介させて頂きたいと思います。

一般的には食品業界でご使用頂いている当社の「バッグシーラーシリーズ」ですが、意外に思われるかもしれませんが医療の現場でも上下熱板を通常の横目から溝のないタイプにアレンジを加えることで、全国の医療機関で数多くご使用頂いております。

いったい何に使用されているのでしょうか?

シール不良が絶対に許されない医療の現場でバッグシーラーシリーズは、医療器具を洗浄した後に専用滅菌パックに封入され、それらを封緘(ヒートシール)する際に使用されております。また、最近では皆さまも一度は手にしたことがあるかと思われる「検体検査キット」のパッキング袋にもご使用頂いております。

実際に先日お客様が当社にご来訪くださりバッグシーラーシリーズの一連の動きをカメラに収め、現場担当者様にいくつかのシーラー機の中から選定して頂く機会があったのですが、バッグシーラーシリーズのスピードと強力かつ美しいシール目に白羽の矢が立ち複数台ご購入して頂きました。

バッグシーラークラシック280リーフレット

コンパクトな見た目から皆さまがご想像するより、かなりスピーディーに封緘作業が出来てしまうのがバッグシーラーシリーズなのです。

ですが、残念なことにその魅力をなかなか世に広めることが出来ずにいる当社なのです(涙)

食品の現場に収まらず必要とするお客様に少しでも知っていただけるよう、これからもコツコツ発信して参りたいと思います。

ご興味のある方はぜひ当社までお気軽にお問い合わせ下さい。

また、動画も下記に添付させて頂きますのでご覧いただければ幸いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

バッグシーラーシリーズも時に変化球を投げることもあります 「変化球1」

東京では桜の開花が宣言され、いよいよお花見のシーズン到来ですね。この週末は、汗ばむほどの陽気になり、体がついていかない私であります(汗)

今回は当社のベストセラー製品バッグシーラーシリーズの「変化球1」についてお話させて頂きます。

何と言ってもこの製品の魅力は「ポン!」と置いたその日から、どなたでも簡単に本格的なシール作業が出来るところにあるのですが、その他にもたくさんの魅力・使い勝手の良さがあるからこそ50年以上セールスを続けてこれたわけです。

当社のような小規模会社においては、なかなか宣伝に力を入れることが難しく、本来であればもっともっと使っていただける、そして満足して頂ける力を秘めたマシーンではないかと手前みそながら思っております。

【 バッグシーラークラシックHBS-280仕様 】
■使用電圧:100V 50/60Hz
■ヒーター:上部熱板300W/下部熱板180W
■筐体色:ホワイト
■温度制御:上下熱板連動デジタル温度調節器×1
■熱板可動:上下熱板可動式
■シール最大幅:280mm×20mm
■横目シールピッチ:ピッチ 1.5mm
■筐体重量:25Kg
■機械の大きさ:H300mm×W400mm×D420mm
■オプション:日付1列25mm・1列30mm

バッグシーラークラシック280リーフレット(PDF)

さて、今回お話しする「変化球1」のですが、過去にご要望があり納品して半年ほどになります。当社のバッグシーラーシリーズの強力なヒートシールを実現する要になるパーツ部品として上下の熱板があります。その熱板は製品の安全性と見た目の美しさを左右するユーザー様にとっても最も重要なパーツ部品といえるのではないでしょうか。

そんな上下熱板をお客様のご要望により標準の20mm幅ピッチ1.5mm横目から大きく変更した事例がありました。

当然、変更に伴い様々な角度からその安全性の確認をしながら製作させて頂いたわけです。

封じ目の強度はしっかりと保たれるのか?

ヒートシールは均一に美しく施せるのか?

様々なテストをさせて頂いたうえで、お客様のオリジナルシーラーとして送り出され、これから長きにわたって活躍してくれることと思います。

製品袋の一部分をハサミ等でカットするような製品に適した新しい熱板のカタチがお客様のご要望から当社に生まれたわけです。

本来であれば、下記写真のような一部分を隆起させた特殊な製品袋を用いて部分的なカットが出来る設計が世に出回っているかと思います。当然ですが、そこにはそれなりのコストも生じるわけで今回のようなご要望が当社に寄せられたのだと思います。熱板の仕様に一工夫施すことで同様の利便性を持たせることが実現しました。

 

是非、このような製品袋を必要としているお客様がいらっしゃいましたらお声掛けください。

どうぞよろしくお願いします。

 

下記動画は、

「一発でシールと日付」

バッグシーラー400&バッグシーラーⅡ400です。

是非ご視聴くださいませ!

2024年 本年もどうぞ宜しくお願い致します

日本を襲った悲しいニュースで2024年がスタートしました。これより先は、穏やかで平和な年になるよう願うばかりです。

本年も引き続き宜しくお願い申し上げます。

2024年初めての投稿は当社の看板製品「バッグシーラーシリーズ」についてご紹介させて頂きます。

昨年末、興味深い検証動画を仕事関係の方から見せて頂きました。

その内容というのは野菜を1/2カットしその商品を袋詰めするという作業を検証した構成になっていました。

※ 作業者1名・同じ数の野菜 下記のような作業での比較検証

①すべての野菜をカット ⇒ 袋詰め ⇒ 完了

②1つ野菜をカット ⇒ その都度袋詰め ⇒ 完了

皆様は①②どちらの方がスピーディーに完了出来たと思われますか?

その答えは②の作業工程になります。

私の個人的な感覚では①に軍配が上がるかと思いましたが、その予想はハズレたわけです。

私が何をお伝えしたいかと申しますと、この一連の検証は私が日頃から目の当たりにしている食品の袋詰めの作業現場にも通じるものがあるという事です。

お客様の現場によって様々ではありますが、事前にたくさんの計量した商品を袋に封入準備し、それらをコンベヤに流す作業者様がいて、二人目の作業者様がヒートシール、3人目の作業者様が目視による製品の確認・箱入れというようなパターンが多いかと思います。対して、一見するとコンパクトで非効率に見えるかもしれない「バッグシーラーシリーズ」ですが、一人の作業者様が封入からヒートシール・箱詰めまでを行った場合、省スペースであることは勿論、作業能率という点でも皆様が思うよりずっと良かったりします。

ですので、お客様によっては大掛かりな設備よりも「バッグシーラーシリーズ」が適しているという現場も多くあると想像します。

更に言えば、「バッグシーラーシリーズ」のコンパクトで省スペースという特性を生かし複数台設置すればかなりの量の製品をヒートシールすることが実現できるわけです。

それぞれのヒートシールの特性、そこにかけられる作業者様の人員数、現場の作業スペース、ご予算はお客様によって千差万別です。お客様の現場に最も適したシール機選びのお手伝いをまるっとお引き受けさせて頂いておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせ下さいませ。