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文字認識センサ「印字検査機」をコンベアに取り付けさせて頂きました。

お客様よりお預かりしておりましたベルトコンベアに「印字検査装置」を取り付けさせていただきました。

三機工業さんの「S-CON MINI」ベルトコンベアーのカスタマイズがスタートします!

まずはもともとついていた脚を取り外し、新たに脚を製作して取り付けを致します。

脚が組み上がりましたので、次はオプテックス・エフエーさんの印字検査用の文字認識センサ、光電センサ、パトライトブザーなどをアルミフレームに組み付けていきます。

 

制御盤はコンベアの下に取り付けます。そして配線作業も滞りなく完了しました。

あとは電源スイッチを入れて動作チェックです。

インクジェットプリンターであらかじめ印字したテストワークを流し、印字検査を行います。文字認識センサや光電センサなどの調整を行いながら、テスト運転を繰り返し行います。

工場出荷前のテストでは問題ないことが確認できましたので、あとはお客様へ滞りなくこのカスタマイズしたこの製品をお届け納品をさせて頂きます!

真空脱気・ガス充填シーラーの修理 オーバーホール 4日目 

今日は夏の連休最終日。皆様は如何お過ごしでしょうか?

そして明日はもう8月19日。もう今月も後半戦。ということで、今日も真空ガス充填シーラー「フレッシュパックバッグシーラー」の修理をしました。

前回の作業で、組み立て調整は完了していますので、今日はカバー、パネルなどを取り付けて、時間をかけて動作の確認作業です。

20年以上良いお取引をさせていただいているとても大切なお客様のシール機です。

オーバーホール修理に問題がないことが確認出来るまで、下記①~⑧の作業パターンを繰り返しテスト運転を行います。

①シールのみ ②真空→シール ➂真空→ガス充填→シール ④(真空→ガス充填)×2回繰り返し→シール ➄(真空→ガス充填)×3回繰り返し→シール ⑥真空→ガス充填→真空シール ➆(真空→ガス充填)×2回繰り返し→真空→シール ⑧(真空→ガス充填)×3回繰り返し→真空→シール

「作業パターン」は1990年当時も今も基本は一緒です!!

 

<本機> 「今回のオーバーホール完了シーラーの操作パネル」

アナログタイマーで構成されています。

<現行モデル> 「卓上型 真空・ガス充填シーラー」

操作パネルはタッチパネル式となっております(ご参考まで)

 

<特注仕様> 「据え置き型 真空・ガス充填シーラー」

こちらも操作パネルはタッチパネル式となっております。(ご参考まで)

 

 

本機を修理調整していると先代のアイディアが凝縮されたとても優れたシーラーマシーンだと改めて思いました。

1990年にこのようなノズル式の真空ガス充填シーラーを考えた先代に改めて敬意の念を持つと同時に、その時代の苦労が今の自分には良くわかるのです。

ただ残念なことは90年代当時の私自身、そのことに気付くことが出来きない若造だったのですが・・・・・

 

真空・ガス充填・シール機の修理 オーバーホール 3日目

いよいよ真空・ガス充填シール機の修理オーバーホールも大詰めです。

まず最初にハンドリベッターでスナップ錠を取り付けSUSテーブルを本機に設置します。


充填ガス及びエアー系の配管・部品をチェックします。実際に窒素ガスとエアーを接続します。

問題がないことが確認できましたので、いよいよ電機を入れてみます。

真空引きをしてヒートシール&印字をしてみます!

絶好調!とても調子がいいです!!

真空引きするノズルとガス充填をするノズルは特殊二重構造ですのでとても衛生的です。これは本機の特徴であり先代の時代はパテントを取得していた画期的なノズルです。

現在でも当社のロングセラー製品としてお客様からご注文をいただいております。

あとは休み明けに本体のカバーを取り付けて、最終確認のためのテスト運転をします。

そして来週、お客様へお届け納品する予定です!