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サーマルプリンター搭載バッグシーラー「matrix」が嫁入することが出来ました

今回は、日ごろ投稿させて頂いている内容とはガラリと違うお話をさせて頂きたいと思います。

モノを創る製造販売業に携わり、先代が生み出したバッグシーラーシリーズをより現代のニーズに合わせた進化を求め、自分にとっては夢を盛り込んだ一つのマシーンを2017年(特許取得済)に創り出しました。それがサーマルプリンター搭載型バッグシーラー「matrix」です。

そちらの詳細につきましては最後に掲載させて頂きますが、製造当時の自分の情熱は相当なもので(笑)使用するパーツ部品を製造するために中古ではありますがNCフライス、旋盤等大型の金属加工のマシーンまで導入したという熱の入れようです。更にはそれらの大型マシーンを入れる為の新たな工場まで借りたほどです。(笑)

生みの苦しさもありましたが、その過程を心底楽しみそして生まれてきたこのマシーンに大きな希望を持ったわけですが、残念ながら販売実績ゼロという苦い苦い経験になったわけです。そんな「matrix」が長年お取引させて頂いているお客様にご購入して頂けることになり、お客様のご希望する仕様に手直ししたうえで納品することが出来ました。

娘のいない私の想像にはなりますが、行き遅れそうになった娘が嫁入りしたような気持でおります。そしてまた、嫁ぎ先での娘の暮らしを気にかけている父親の境地なのです。(笑)

「matrix」特長と魅力

従来当社の製造するバッグシーラーシリーズには、賞味期限 日付などを印字するために、鋳造活字や真鍮彫刻活字を使用していました。

そのマシーンの動画がコチラとなります👇

今回のブログにて投稿させて頂いておりますサーマルプリンター搭載バッグシーラー「matrix」の動画はコチラとなります👇

「matrix」に搭載した印字機であるサーマルプリンターは活字を使用しない熱転写方式ですのでフィルム(製袋)にダメージを与えることなくきれいな印字を実現できます。
様々な字体とサイズを選択することができ、プリンタ本体に時計を内蔵していますので賞味期限/有効期限の加算日の自動計算や製造時刻の印字はもちろん、更にはこれらの暗号化も実現できます。印字内容の変更は操作パネルから簡単に行え、専用キーボードターミナル(オプション)を接続することで、本体の操作を手元で行えます。

ご興味を持って頂いたお客様は是非一度ご連絡下さいませ。宜しくお願い致します。

ヒライ商事でサーマルプリンターを盛り込んだシーラーを比較させて頂きます

近年シール機に搭載される印字プリンターも、活字を使うホットプリンターから、溶剤で薄めたインクで印字するインクジェットプリンターをご採用されるお客様が増えております。

ですが、私の現場経験から、より理想的な印字方式は「サーマル印字方式」ではないかと考えております。

その理由として、サーマルプリンター方式はインクジェットプリンターに比べて取り扱いが簡単で、サーマルリボンテープを使用するのでシール機がインクで汚れる心配もありません。

そして多岐にわたる印字が可能であり、賞味期限・英数字・QRコード・会社ロゴマーク・バーコード等まさに時代が必要とする情報を印字することが出来るのです。

 

活字を使わず印字できます サーマルプリンターヘッド

ところが、そう簡単にサーマルプリンターをシール機に搭載することができないというジレンマがあったのです。

そのジレンマを乗り越えて、シール栄登株式会社さんが搭載を実現されました。

次に、私も何とかサーマルプリンターを搭載することにこぎつけました。

連続シーラーと単発シーラーとシール機の違いはありますが、どちらも私が理想的な印字機と考えるサーマルプリンターを落とし込んだ次世代シーラー機として紹介させて頂きます。

サーマルプリンターが盛り込まれた

「単発シーラー」

「連続シーラー」

シール栄登株式会社様にご協力して頂き

動画でご紹介させて頂きたく思います。

是非、動画をご覧ください。

当社ではこれからの新しいシーラーの印字スタイルとしてサーマルプリンターを搭載したシール機をお客様に「ぜひ知って頂きたいシーラー」の一つとして、どんどんご提案させて頂きたいと思っています。

<当社製「matrix2」とシールエイト社製「サーマルプラス ESP190」ご参考写真>

単発シーラー シール内印字

連続シーラー シール部印字

サーマルP+単発シーラー

サーマルP+連続シーラー

サンプルをお送りいただければ、加工動画を撮影してご送付させて頂きます。

是非一度、当社で比較されてみてはいかがでしょうか?

どうぞ宜しくお願いいたします。

 

サーマルプリンター搭載シール機

ベルトシーラーとは食品工場で最も多く使用されているヒートシール機です。

お菓子袋等が入った袋を手で挿入すると上下のテフロンベルトに挟持されて

脱気→シール→日付印字→印字検査までを一貫して行える万能なシール機です。

その一貫して行える万能シール機に於いてベルトシーラーの日付印字装置として採用されている印字機の主流はホットプリンター方式です。

ホットプリンター方式とは、活字の母体になる真鍮材の上面に文字を機械彫刻し、その彫刻された活字(賞味期限・日付・LOT記号等)をヒーターで暖め(100℃~120℃)インクリボンを使用し、モーターの圧力で賞味期限・日付などを熱転写します。

また、近年ではインクリボンの代わりに溶剤で薄めたインクで印字するインクジェットプリンターをご採用されるお客様が増えております。

そして、新たにもう一つの選択肢に「サーマル印字方式」に注目が集まっています

サーマルプリンター方式はインクジェットプリンターに比べて取り扱いが簡単で、サーマルリボンテープを使用するのでシール機がインクで汚れる心配もありません。

まさに理想的な印字機といえるサーマルプリンターを落とし込んだ次世代ベルトシーラーがここにあります!

その名は、シール栄登(株)社製 サーマルプリンター搭載シール機「サーマルプラス ESP190」です。

ESP190

サーマルプリンターは活字を使用するホットプリンターとは異なり、デジタル制御で印字を行うため、文字だけでなく、バーコードや二次元コード、ロゴ等の印字も可能です。さらに、日付、時間、ナンバリングなどの変動情報も自動的に更新しながらの印字が可能です。

当社では、シール機メーカーとして長年培ってきたノウハウをもとに、他社のシール機のご相談、販売~アフター修理までを一貫してサポートさせて頂きます。

どうぞ宜しくお願い致します。